bousaiotakuの日記

自然災害から生き残ることを願います

自助 在宅避難の対策

在宅避難を前にお勧めしましたがその対策として備蓄品等のお話をしました。

9月18日現在千葉県では停電が続いています。電気がなければ現在の我々の生活は大変不自由を強いられます、そのためには電気の確保が必要です、乾電池を用いた製品と乾電池の備蓄はもちろんですが、自家用車をお持ちの方にとっては車が、非常時には、自家発電所になるということを知っていただければと思います。

世間で一般に言われているのは、ハイブリット車ですが、普通の燃料車でも常に燃料を満タンに給油をしておけば、シガーライターのソケットから100Vを取りだせるインバーターが市販されているので、それを備えておけばノートパソコン・携帯電話の充電器等500Wくらいまでの電気製品は使用できます。

バッテリーに直接つなげれば、1KWくらいまでは使えるものもあります。

もちろん、車から自宅までの延長コードも必要ですので用意をしておいてください。

これからも、台風・地震に備えて用意されることをお勧めします

共助 あなたの町での助け合い

地震時に自分と家族の安全・安心が確保できたならば、ぜひ隣近所の安全・安心の確保をお願い致します。それが共助です。

隣近所の安否確認のために一時(いっとき)避難場所を、自治会の班・組単位で設け、そこに災害時は集合するようにして、隣近所の人の安否確認を行い、集合していない人については、住まいに行って安否確認を行なってください。

以前にも書いたように、大地震の場合には、あなたの街にも死者、負傷者、壊れた家の下敷きになって自力で脱出できない人が発生します。

その人たちをどうして助けるかを事前に確認をしておいてください。

怪我人であれば、大地震時の救急救護所はどこにあるかを地域の防災マップで確認をして、そこまでどんな経路で運ぶか、どうして運ぶか、何人くらいで運ぶかも事前に検討をしておいてください。また家の下敷きになった人をどのようにして救出すればいいのか、どのような道具を準備しておけばいいのかを、事前に確認をし準備をしておいてください。消防が行っている応急手当講習会を一度は受講しておいてください。このようなことは地元の行政の防災担当の部署か、地元の消防署に行けば相談に乗ってくれると思います。消防が親切であれば訓練もやってくれるかもしれません。大地震時には、すぐには消防も警察もあてにはできません、地元の近隣の人々が助け合うということが大事です、そのためには訓練が必要で、どこの行政でも防災週間に合わせて防災訓練を行っています、それをうまく利用して、自治会・町内会の人を巻き込んで訓練を行っていざというときに備えてください。

在宅避難の勧め

皆さん、在宅避難という言葉をご存じですか。

これは今までですと、大地震が発生したときには、すぐに避難所へ避難するようにと行政は勧めてきましたが、今後大地震が発生する可能性があるので、できるだけ避難所には来ないで、自宅が壊れないようにして、自宅で大地震に1週間以上の備蓄品(飲料水・食料品等)を備えて避難生活を送るようにしてほしいという行政の希望から出たことです。自宅で避難生活をするための必要物資は、避難所に来た人と同じような待遇をしますよということです。

なぜ、このことが言われだしたのかというと、東日本大震災で避難所に行った人は、行政が面倒を見たが、避難所に行けずに自宅で避難生活を送った人の面倒を行政が見なかったために不公平が生じたため、政府が今後大地震が起きたときは自宅で避難生活を送る人の面倒も見るようにと法律を変更したために、行政が自宅避難者の面倒を見られるようになりました。

でも、どのようにして在宅避難者数を把握するかということを、今後真剣に考えないと、熊本地震の時のように大混乱を引き起こして行政の機能がマヒする可能性があります。

自助 外出

外出する時は、地震に遭遇して帰宅困難者になることを想定して、スニーカーを履いて、肩から掛けるバッグを持って出かけるようにしてください。

中には必要品以外に500mlのペットボトル・懐中電灯・マスク・携帯トイレ・携行食品を忍ばせておいてください。

そうすれば、20キロ以内であれば歩いて帰宅できるでしょう。

いつ襲ってくるかもわからない地震に備えるのはばかばかしいと思われるかもしれませんが、我々生きている間にはたぶん2度と死ねような目に合う地震は襲ってこないと思いますので、後悔して次に備えようと思っても、生きているうちには次はたぶんないと思います。ですから、後悔しないためにもしっかりと備えておいてください。

 

自助 電車通勤編

通勤に電車を使っている方は大多数の方がそうだと思います。

電車に乗る前に、「小用」を足してから、乗るようにしてください。最近は事故・故障等で長時間車内に閉じ込められることがあるので実行していただきたいです。

携帯用トイレを持つことをお勧めします。長時間車内に閉じ込められたときに周りの人に断って使えますし、そのような状況に陥った人を助けることもできますので是非携行をするようにしてください。

20km以上通勤している方は、ウオーキングシューズを履いて通勤することをお勧めします。普通の短靴・ハイヒールですと長距離は歩けません。それができなければ会社のロッカーにスニーカを保管しておいてください。

現在は、地震が発生した場合、帰宅困難者を増やさないように、会社が公共交通機関が再開するまで会社内にとどまるような方策をとるように、国が進めていますが、あなたの会社はどうですか確認をしてください。それでも一度会社から自宅まで歩いて帰る訓練をしておいてください。30キロ以上の距離を通勤している方は何回で帰れるかも確認をしておいてください。そのための飲料水・携行食品・携帯ラジオ・懐中電灯・携帯用トイレもリックに入れてロッカーに保管しておいてください。帰宅困難者マップは、あなたが利用している電鉄会社に無料で配布しているかどうかを確認して手に入れてください。もしなければ書店で購入をしてください。いろいろな災害時に役立つ情報が書き込んであります。

自助 通勤は公共交通機関で

通勤に車を使用している方は多いと思います。ご存じですか。

幹線道路は、地震が発生すれば通行止めになることをご存じですか。

その時の対応は、車にキーをつけて乗り捨ててくださいということになっていますが、実際にそうしたことが行われたことはありませんが、首都直下地震が発生したときには実施されるかもしれません。そうするとあなたの愛車はたぶん盗まれると思います。そういうことにならないためにも、20km以上車通勤をしている方は車通勤をやめて、公共交通機関を利用した通勤に変えるべきだと思います。20km未満であれば地震が発生しても裏道を通れば何とかわが家に帰宅をすることができると思います。そのためにも、通勤での裏道探しを何度かしておくことが大切だと思います。

どうしても車通勤をしたい方は、地震の後での生活で車がないことの不便さを覚悟される必要があります。それででもよければ車通勤を続けてください。幸運をお祈りします。

自助 在宅編

自助とは、災害時に自分が怪我無く生き残ることです。

そのためには何をすればいいのかを自分と家族を中心にして考えます。

家を壊さないようにしておくことが必須条件です。

家の中では、家具の固定、ガラスの飛散防止をしておいてください。

停電に備えて懐中電灯、携帯ラジオをもちろんそれ用の乾電池も用意します。

車を持っている方は、燃料を常に半タン以上に給油しておくことをお勧めします。いざというときは、インバーター(自動車用品店で販売しています。)を用意しておけば発電機として使えます。

卓上コンロとガスボンベは1日2本X30日分以上(都市ガスが使用できるまで。)

飲料水1人1日3リットルX10日分X家族数、食料品はレトルト食品を中心にして3食X10日分X家族数、お米は月に10キロ消費するのであれば5キロ袋を2つ同時に購入して5キロ1つがなくなれば5キロを補充するようにすれば常に手元には5キロ以上のお米があります。

地震になると、断水と下水管が壊れて使えなくなるので、トイレ用に45リットルのビニール袋を100日X家族数分くらい用意をしておく必要があります。下水が使用できるという行政の広報があるまでは使用しないでください。

使い方はビニール袋を便器に1枚かぶせ、その上にもう1枚かぶせてその中へ排泄します。排泄物はにおいが出ないように赤ちゃんのオムツ処理に使う「BOS」「NIOI-POI」という製品が赤ちゃん用品を打っている専門店か、ペットショップにある排泄物処理袋がありますので用意しておいてください。排泄物は行政が回収を広報するまでは、燃えるごみとして出さないでください。

あとは家族に合わせて用意しておくようにしておいてください。。